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サンサーラ・ナーガ

価格:

7,500円

発売元:

ビクターエンターテイメント

媒体:

ROM

発売日:

1990年3月23日

ジャンル:

RPG

Story

 いつかわからないほど遠い時の果てで、その大陸は“アクパーラ”と呼ばれていた。

 ある日のこと、1里の少年が、夜明けを待たずにこっそりと生まれ育った村を出る。
 金はない。身を守る武器もなければ防具もなく、手持ちの食料もごくわずか。彼にあるのは、大きな野心と、腕に抱えた大きな卵。ただ、それだけだった。
 しかし、この卵は村の宝だった。
「竜の卵」・・・・・・と、長老は言っていた。
 そう、この世界には竜がいた。
 その気高さと凶暴さゆえに、人々は竜を畏れ崇拝していた。
 さらに、この世界には“竜使い”と呼ばれるスペシャリストたちがいた。
 彼らはただ1本の笛で竜をあやつり、その仕事の困難さゆえに、王侯貴族たちにさえ一目おかれていた。
「卵から竜をかえし、立派に育てて、いつか村のみんなを驚かしてやるんだっ!」
 竜使いになれば富も名誉も思いのままだ―少年は、そう信じて疑わなかった。そして、自分にはそれが出来る、と。

 が、どっこい世の中あまくない。卵から生まれたのは竜とは似ても似つかぬダチョウの子供だった!
 小さなダチョウは愕然とする彼を尻目に、あっという間に地平の彼方に走り去る。
 少年は村の宝を盗み出したあげくに、それを失ってしまったのだ。・・・・・・もう、村には帰れない。ずっと昔から「竜の卵」だと信じていたものが、実は「ダチョウの卵」だったなんて話を、一体、誰が信じるんだろう?
 ――胸を張って村に帰るには、一人前の竜使いになるしかない。そう考えて、彼は笑い出した。
「なんだ、はじめからそのつもりで村を出たんじゃないか・・・・・・」

 こうして少年――つまりゲームをプレイするあなたは、ノラ竜や怪物たち、道を踏みはずしたクズレ竜使いなどが徘徊する荒野へと旅立っていく。

アル・シンハ師匠 竜使いの掟についてかく語りき

一つ。常に竜と共にあれ!
一つ。正しきものより盗むなかれ!
一つ。無益に殺すなかれ!
一つ。やられたらやり返せ!
一つ。やられるまえにやれ!
一つ。一日一善!
一つ。気をつけろ あまい言葉と 暗い道!
一つ。小さな予算で大きな仕事!
一つ。崇めよ称えよ汝の師匠!

MAP

アクパーラ大陸
オリッサの村
都・ハワプール商業区
都・ハワプール下町
都の下水道
都・ハワプール城
漁師の村 ミーナ
魚竜の巣
温泉の町 イクシュ
シャクンタの村
涙の谷
幻の町 アケルナル
ナムチの巣
ローカ・アローカ
リタ・サテイヤの祭壇
リタ・サテイヤ
竜の巣

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